5月6日から8日にかけて、ホーチミン市で初となる国連ウェーサーカ祭が開催されます。ベトナム仏教協会のティク・ドゥック・ティエン副議長兼事務総長によりますと、すべての準備が整い、組織委員会からも高い評価を得ているとのことです。
この仏教の重要な祭典には、85カ国・地域から1300人を超える国際代表が参加登録しており、過去最大規模となる見込みです。
ティク・ドゥック・ティエン氏は次のように語りました。
(テープ)
「これは国際社会におけるベトナムの地位を示すものと言えるでしょう。また、先日成功を収めた南部解放・国家統一50周年の記念行事の余韻も大きく影響しており、その盛り上がりが海外の方々のベトナム訪問への関心と熱意を高めているのです」
国連ウェーサーカ祭国際組織委員会のダンマラタナ副委員長は、今回のウェーサーカ祭では祭典前後を含め、多彩な文化プログラムが予定されていることを特に評価しています。
なお、ウェーサーカ祭は、釈迦の誕生・悟り・入滅という三大仏事を祝う行事として、1999年に国連によって公式に認定されました。
(VOVWORLD)