18日午前、ホーチミン市第1区の中心地にあるレーバンタム公園で、ベトナムの伝統的お正月テトを祝う祭りの空間が開設されました。
18日から21日にかけて行なわれるこの祭りには、テトの良風美俗の保存を目指し、様々な活動が行われます。
祭りで、地元住民や、来場者は、職人らとともに、テトのお節料理「バインチュン」と「バインテト」づくり、染色したコメの粉によるトーヘー(Tò he)づくり、書道などを体験するほか、民間遊戯など複数のユニークな活動を行うことができます。
ホーチミン市のGoVap区に住んでいるグエン・ティ・チャ・ジャンさんは次のようにはなしています。
(テープ)
「ベトナムの豊富な風俗習慣を誇りに思っています。来場者が職人らと一緒にテトのお節料理を作ることは最高の体験です」
開催期間中、伝統的と現代的芸術披露会や、春の音楽会、悪魔を追い払う「ネウ」という木を立てる儀式、大晦日を迎える儀式などを紹介するイベントが行われ、国内外の観光客を引き付けています。
この祭りは、ベトナム独特の食文化の価値を顕彰する場でもあります。市民の一人話です。
(テープ)
「この祭りは北部、中部、南部のテトに関わる文化を再現しています。このような雰囲気が大好きです。とても賑やかです。このようなイベントを通じて、若者がベトナムのテトをより理解してもらうことを望んでいます」
(VOVWORLD)