ホーチミン市商工局の報告によりますと、現在、ホーチミン市には60か所以上の規模の異なる商業センターが存在し、その多くがホーチミン市内および旧ビンズオン省や旧バリア・ブンタウ省の都市部に集中しています。
11日午後、ホーチミン市商工局の主催のもと、「ホーチミン市の発展空間・サプライチェーンと小売の構築を原動力に」をテーマとした座談会が開かれました。参加者らは、ホーチミン市の商業発展に向け、「1つの都市・3つのセンター」という戦略的な位置づけが必要だと提案しました。
ホーチミン市商工局の報告によりますと、現在ホーチミン市には60か所以上の規模の異なる商業センターが存在し、その多くがホーチミン市内および旧ビンズオン省や旧バリア・ブンタウ省の都市部に集中しています。今後、都市は多中心型都市モデルと連動した商業・サービス空間の計画を推進し、海に近い地理的優位性を活かしながら、戦略的産業のサプライチェーン再構築を柔軟かつ主体的に進める方針です。
ホーチミン市商工局のブイ・タ・ホアン・ブ局長は、次のように述べました。
(テープ)
「海に近いという利点を活かし、地域間連携を強化します。特に、南側のニャーベ地区や西側の旧ビンチャイン地区において、ショッピングセンター、物流、卸売市場、ロジスティクスを統合したクラスターの形成を優先し、環状道路や港湾との接続を図ります。市としては包括的なデジタルトランスフォーメーションを加速させ、伝統市場、協同組合、中小企業を中心に、運営、管理、決済、サプライチェーンの連携といった分野での変革を進めます」
さらに、参加者らは、ホーチミン市が新たな発展段階に入っている今こそ、「1つの都市・3つのセンター」という明確な戦略により、貿易・サービス分野の発展空間を大きく広げることが可能だと強調しました。
(VOVWORLD) -