9日午前、中部フエ市のフバイ国際空港において、ベトナム航空は設立30年の節目にあたり、記念すべき3億5000万人目の乗客を迎えました。
この乗客は、同日午前9時にハノイからフエ市に到着したVN1541号便の搭乗者であり、重要な節目を祝う特別な航空業界の儀礼「ウォーターキャノン・セレモニー」で歓迎されました。
式典に出席した文化スポーツ観光省のレ・ハイ・ビン副大臣は、今回のイベントが7月9日のベトナム観光の日65周年、ならびに2025年国家観光年の一環として開催されたことを強調し、次のように述べました。
(テープ)
「ベトナム観光は、ベトナムと世界をつなぐ重要な架け橋となり、国家イメージや民族のアイデンティティ、そして国際社会におけるベトナムの地位に深く関わっています。観光と言えば、ベトナム航空の協力と発展、そして特別な役割を抜きに語ることはできません。観光と航空は密接な関係にあり、共に支え合って成長してきました。今日に至るまで、文化的アイデンティティに富んだベトナム航空の丁寧な取り組みにより、同社の各便は単なる移動手段ではなく、ベトナムのストーリーを語り、文化を広める場にもなっています」
30年の歩みの中で、ベトナム航空は国内線中心の航空会社から発展し、現在では年間約1800万人の国際旅客と1億1000万人を超える国内旅客を輸送するまでになり、ベトナム観光の発展に大きく貢献しています。
式典では、ベトナム航空がフエ市人民委員会、ベトナム国家観光局、フエ市観光局と連携し、「マジカル・フエ・ナイトの発見、恋するフエへ」と題したプロモーションプログラムを正式にスタートさせました。
(VOVWORLD)