農業環境省の発表によりますと、今年上半期の農業生産は安定しており、農林水産物の輸出総額は340億ドル近くに達しました。
輸出先別では、アメリカが市場シェア21%を超えて首位となり、続いて中国、日本の順となっています。
昨年同期と比べますと、アメリカ向けの輸出額は16%増加し、日本向けも25.5%と大幅に伸びました。一方、中国向けは0.7%の微減となりました。
農業環境省のチャン・ザー・ロン副局長は「年後半に向けて、年間輸出目標650億ドルの達成を目指し、各種政策を効果的に実施していく」と述べています。
ベトナムの農林水産物輸出は、多くの品目で好調な成長を続けており、特にアメリカや日本市場での需要拡大が追い風となっています。
(VOVWORLD)