UAE=アラブ首長国連邦のドバイで開催中の第10回世界政府サミット(WGS)への出席に際し、11日、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相は、UAEのマンスール・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン副大統領および、同国のアブドゥラ・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン副首相兼外相と個別会見しました。
UAEのマンスール・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン副大統領との会見で、ソン副首相兼外相は両国に対し、双方の高級指導者が達しした合意の実現に向けてより緊密に連携していくよう要請するとともに、包括的なパートナーシップの枠組みの中での協力の更なる推進やCEPA=包括的経済連携協定の早期承認、経済・貿易・投資・国防・ハイテク・デジタルトランスフォーメーションなどの分野における二国間関係の促進への原動力づくりを提案しました。
一方、UAEの副大統領は、同国の関連各機関に対し、それらの分野における協力計画の策定を求めると明らかにしました。
UAEの副首相兼外相との会見で、ソン副首相兼外相は、UAEはホーチミン市やダナン市の国際金融センター、およびバリア・ブンタウ省の自由貿易区の設立・運営への投資誘致や体制の策定に関する知見共有と支援を行うよう希望を表明しました。
一方、UAEの副首相兼外相は、「UAEの指導者は常にベトナムとの関係を重視している」と強調するとともに、「両側に対し、外国人労働者に対するUAEの需要が高まっている背景の中で、労働分野における協力をさらに拡大していくよう」提案しました。
(VOVWORLD)