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ペルーの外務次官、ベトナムとの協力展望を高評

APECアジア太平洋経済協力会議の首脳会議2017がベトナム中部ダナン市で開催されるに当たり、ベトナム通信社の南アメリカ特派員はペルーのネストル・ポポリシオ外務次官に対し、この重要な出来事やベトナムとペルーとの協力関係について取材しました。
取材の中で、ポポリシオ外務次官は「APECは創設以来、アジア太平洋地域における経済成長の推進に繋がる有利な空間の存在である。APECの柱のである貿易・投資自由化はAPECメンバーの国・地域の経済・社会指数の改善に大きく寄与してきた」と強調しました。

APEC首脳会議2017にはペルーのペドロ・パブロ・クチンスキ大統領が出席しますが、これについて、ポポリシオ外務次官は「ペルーは2020年までにボゴール目標を達成するために、APEC 2017が引き続き貿易・投資の自由化、貿易の円滑化、及び経済的にも技術的にも協力の強化などを討議してゆくよう期待している」と明らかにすると共に、2016年にペルーの首都リマで提唱されたAPECの2020年までのビジョンの実施過程は、ベトナム側からの承認を得て、体制化されるよう希望しました。   

同時に、今回の首脳会議で、APEC参加国・地域の指導者らは、FTAAP=アジア太平洋自由貿易圏に関するリマ宣言の行動計画を採択するよう期待しています。

ペルーとベトナムとの関係と協力展望について、ポポリシオ外務次官は「両国は、昨年、著しい進展を見せてきた。ペルーが2016年のAPEC首脳会議を主催した後、ベトナムが2017年のAPEC首脳会議を開催するきっかけとして、両国政府の各省庁、部門は緊密に連携するなど、漁業や麻薬犯罪防止対策に関する共通の関心事を示してきた。」と明らかにしました。
ソース:VOV

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