5月15日、ハノイで、世界銀行(WB)が発表した最新のベトナム経済更新報告書によりますと、ベトナムの成長を牽引しているのは、旺盛な輸出と投資、そして内需の粘り強さです。また、ドイモイ(刷新)事業の実施以降で最大規模とされる行政組織の簡素化・再編が進む中で、包括的な改革プログラムが実施されていることも背景にあります。
ベトナム経済の現状に関するWBの最新報告書の発表記者会見が行われ、専門家らが意見を交わした。(写真:VGP)
報告書は、ベトナムの経済見通しは依然として堅固であるものの、短期的にはリスクが高い状態が続くと指摘しています。製造業と輸出が引き続き成長の主軸となる一方、中長期的な発展を維持するためには、いくつかの点が鍵になると強調しています。それらは、国内における付加価値のさらなる創出、外資系企業と地元企業との連携強化、労働生産性の向上です。
また、ベトナムの改革プログラムは正しい方向に進んでいるものの、投資効率の確保や十分な財源の裏付け、そして期待に沿った改革スピードの維持など、改革を具体的な成果へとつなげるためには、粘り強く継続的な取り組みが必要であるとしています。
これらの施策が着実に実施されれば、投資家の信頼向上、民間投資の拡大、そして経済成長と回復力の強化という「正の循環」が構築され、高所得国入りという目標に向けた実質的な進歩が期待できると結んでいます。
[VOVWORLD]