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ベトナム経済、成長の波を辿る

2018年、ベトナムのGDP=国内総生産の伸び率は7.1%に達し、そして、2019年は6.8%に低下すると予想されています。

これは11日、ADB=アジア開発銀行が発表した「アジア経済見通し2018」に盛り込まれた「ベトナム経済見通し」の章で明らかにされた情報です。

ADBベトナム事務所のエアロン・バッテン経済専門家は、「マクロ経済管理能力の向上により、2018年、ベトナム経済は地域諸国の中で群を抜き、迅速な発展を遂げる。また、インフレ率は3.7%になる」との見解を示しました。

バッテン氏は次のように語りました。


「ベトナムの成長の主な原動力がいくつかあります。第1は外国直接投資です。2018年第1四半期にFDIの実施額は38億ドルに達し、昨年同期と比べ、7.2%増となりました。これにより、今年のFDIの実施額が高くなる見通しです。第2は輸出です。第3は国内消費です。そして第4は経営環境と雇用創出です。ベトナムは2018年版の世界のビジネス環境ランキングで14位上昇しました。最後は農業が回復していることです。ADBは2018年と2019年のベトナム経済を楽観視しています。」  
ソース:VOV

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