(VOVWORLD) - 10日午前、ハノイで、VCCI＝ベトナム商工連盟の主催により、「産業界の観点からEVFTA＝ベトナム・欧州連合の自由貿易協定の2年間にわたる実施状況を評価」をテーマとしたシンポジウムが行われました。
席上、VCCIの報告によりますと、同協定はベトナムとEU＝欧州連合との貿易投資関係の順調な推移に貢献し、欧州向けのベトナムの輸出促進に役立っています。また、ベトナム産業界のEVFTAへの理解は日増しに深まっており、企業の94％はEVFTAについて知っており、41%は同協定に恩恵を受けているとしています。VCCIのWTO世界貿易機関との統合センターのグエン・ティ・トゥ・チャン センター長は次のように語りました。
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「産業界がEVFTAから得た最も大きな利益は輸出入品に対する特恵関税です。また、協力・連携の強化や注文・収益の増加などの間接的な利益も高く評価されます」
専門家らは今後、EVFTAのメリットをさらに活用するため、中小企業と零細企業の競争力の向上に集中する必要があるとの見解を述べました。