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ベトナム文化を国際社会へ発信

先頃、スイス・ジュネーブにあるWIPO世界知的所有権機関の本部で、ベトナム建国80周年を記念する式典が開催されました。

式典は、国連やWTOをはじめとする国際機関に駐在するベトナム常駐代表部の主催により開かれたものです。
式典にはスイス駐在各国の大使や国際機関の代表、ベトナム人コミュニティなど約300名が参加しました。ベトナムのマイ・ファン・ズン大使は挨拶の中で、ベトナムが現在、イノベーションと国際統合、グリーンとデジタルトランスフォーメーションの時代に入り、2045年までに強固で繁栄し、幸福な国を目指していることを強調しました。また、ベトナムは2026年から2028年の国連人権理事会理事国選挙に立候補していることも明らかにしました。
式典で、ダンバウやトルン、クロンプットなどベトナムの伝統楽器の演奏を交えた多彩な文化芸術公演が披露され、国際社会にベトナム文化の魅力を紹介しました。
さらに来場者は、ドンホー版画の実演やエッグコーヒー、塩コーヒー、蓮茶の試飲、伝統美術やベトナムの伝統衣装アオザイ、シルクの展示を体験し、ベトナムの郷土料理を味わえるビュッフェも用意されました。
WIPOの代表ホー・チ・ホン氏は次のように語りました。
(テープ) 
「とても印象的な空間でした。私はアート作品のほか、料理コーナーが特に気に入りました。ベトナムには世界一美味しい料理があると思います。私にとってこれは素晴らしい体験となりました。」
また、フランス・ベトナム文化センターの芸術家たちによる「ベトナムの誇り」と銘打ったアオザイショーも披露されました。

(VOVWORLD)


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