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ベトナム戦争での戦没者の遺骨収集を加速

(VOVWORLD) - 25日午前、ハノイでベトナムの戦没者の遺族支援協会とアメリカ平和研究所の共催により、「ベトナム戦争での戦没者の遺骨の捜索・収集・身元確定」をテーマとしたシンポジウムが行われました。

シンポジウムで出席者は「戦後、国内外の戦場で多くの戦没者の遺骨が捜索・収集されていますが、戦没者の身元やお墓に関する情報が少ないことから、戦没者の遺骨の捜索・収集・身元の確定は日増しに難航している」と明らかにしました。

これまで、戦没者の遺骨の捜索・収集を目指し、国際協力が拡大されてきました。2014年以来、アメリカ平和研究所に属する組織や個人は、ベトナム側に戦争中、行方不明、または犠牲となったベトナム軍人に関する資料や遺物合わせて8万点あまりを渡しました。これにより、戦没者の遺骨およそ1万7千体が収集され、2万3千点あまりのDNAのサンプルが保管されるとともに、情報が不足している4千点あまりの戦没者の遺骨が特定されました。アメリカ平和研究所の戦争被害克服と和解イニシアチブのアンドリュー・ウェルズ=ダン担当者は次のように明らかにしました。

(テープ)

「アメリカ平和研究所はアメリカ政府とベトナム側のパートナーである国家指導委員会515号が行っている戦争中に行方不明となった軍人の捜索の支援を目指すイニシアチブの一部分です。このイニシアチブでアメリカ平和研究所は、対話や本日のシンポジウムのような活動に集中し、アメリカとベトナムで宣伝を促進して、犠牲となったベトナム軍人の遺骨の捜索・収集・身元の確定における政府機関や社会組織の役割を発揮することを目指します」


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