GGIは、2019年に発足した国際NGOとして、国連機関、各国政府機関、国際競技連盟、国際NGO等と提携・連携し、過去3年間で28カ国において各種ガーディアン・ガールズ事業を発足してきました。
MOU(協力覚書)締結
WVVFは、70カ国以上のボビナム競技連盟(NF)を統括するベトナム本部の国際競技連盟です。2025年9月、在ベトナム日本大使公邸において、GGIとWVVFは正式にMOU(協力覚書)を締結し、「ガーディアン・ガールズ・ボビナム(Guardian Girls Vovinam/GGV)」を国際的に正式発足しました。発足式は、ベトナム国内外の国営テレビ局を含む多数のメディアに取り上げられ、大きな注目を集めました。
GGVは、女性と少女の安全、リーダーシップ、ジェンダー平等の推進を目的とした国際事業です。ベトナムは、東南アジアで初めてGGIのガーディアン・ガールズ事業が発足した国となり、さらに東南アジア発祥の伝統武術「ボビナム」が、女性支援を目的とした国際プロジェクトの基盤武術として採用される初の事例となりました。
ファム・クアン・ヒエウ大使(真ん中)と代表ら
本レセプションは、在日ベトナム大使館、GGI、WVVFの共催により開催され、NPO法人キフジャパン(KIF Japan)、日本ガーディアン・ガールズ(GGIの日本国内委員会)、および rYojbaba株式会社の協力のもと、GGVの日本発足を目的として実施されました。 当日は、在日ベトナム大使のファム・クアン・ヒエウ氏、逢沢一郎衆議院議員、国際ガーディアン・ガールズ(GGI)会長兼事務総長であり、ハリウッド映画『ラスト・サムライ』準主演俳優・プロデューサーの小山田真氏、世界ボビナム連盟(WVVF)副会長のバック・ゴック・チエン氏らによる挨拶が行われました。
また、在日ベトナム人コミュニティをはじめ、官民の関係者が集い、GGVを通じた日本とベトナム間の文化・スポーツ交流による相互理解の促進、両国の友好関係の深化、そしてSDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」の推進について発信します。
バック・ゴック・チエン氏
さらに、発足後GGVセミナーやGGV指導者コースを通じ、日本国内におけるジェンダーに基づく暴力(GBV)に関する知識向上や、女性の身体的・精神的エンパワーメントを推進していきます。当日は、GGI、WVVF及び日本のボビナム関係者による協力に関する署名式や、ボビナム演武も実施されました。
国際ガーディアン・ガールズ(GGI)国際ガーディアン・ガールズは、スポーツ、教育、対話、地域活動を通じて、女性と少女の安全とエンパワーメントを推進する国際NGO。GGIはこれまでに、国連機関、各国政府機関、国際競技連盟、国際NGO等と提携・連携し、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、中南米など30カ国以上において、武道やスポーツを活用した「ガーディアン・ガールズ」事業を展開。また、国際対話フォーラム「Women Citizen Dialogue(WCD)」を東京をはじめ各国で開催します。
小山田真氏
日本国内では、GGIの国内組織である「日本ガーディアン・ガールズ(Guardian Girls Japan)」が、NPO法人キフジャパン内に設置されており、国内における関連事業の企画・運営・コーディネートを実施。国際ボビナム連盟(GGI)世界ボビナム連盟(World Vovinam Federation/WVVF)は、ベトナム発祥の伝統武術「ボビナム(Vovinam)」を国際的に統括・普及する国際競技連盟。本部をベトナムに置き、70カ国以上の加盟国・地域のボビナム競技連盟(National Federations/NF)を統括します。
WVVFは、ボビナムの競技化・国際化を推進するとともに、各国での大会、指導者育成、国際交流、青少年育成などを通じて、ボビナムの理念や文化の普及に取り組んでいます。ボビナムについてボビナム(Vovinam)は、1938年にベトナムで創設された伝統武術であり、正式名称を「Vovinam Viet Vo Dao」といいます。創設者であるグエン・ロック師範によって、「心・技・体」の調和を重視した武道として体系化されました。
ボビナムは、打撃技、蹴り技、組み技、護身術、武器術などを総合的に取り入れた実践的な武術でありながら、礼儀、規律、尊重、精神鍛錬を重視する教育的側面も大切にしています。特に、特徴的な跳び蹴り技は、ボビナムを象徴する技術として世界的に知られています。
[VOVWORLD]