ベトナムのチャン・タイン・マン国会議長が、モロッコを公式訪問することが決まりました。これはモロッコ下院議長の招待によるもので、両国関係の強化が期待されています。
駐ベトナム・モロッコ大使のシュアイビ氏は記者会見で、この訪問について「両国がパートナーシップを深めたいという強い政治的意志の表れだ」と説明しました。
特に注目されるのは、両国が単なる貿易関係を超えた協力を目指していることです。ベトナムは西アフリカ諸国への進出を計画しており、モロッコがその橋渡し役を担う一方、モロッコにとってベトナムは東南アジア進出の拠点と位置づけられています。
協力分野も工業、肥料、さらにはグリーンエネルギーと幅広く、今後の発展が期待されています。
(VOVWORLD)