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ベトナム商工業部門、2025年に向け新たな成長戦略を検討

商工業部門の2024年度総括会議が23日に開催され、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相が出席しました。

同部門は2024年、ベトナムのGDP成長率7%超に大きく貢献しました。貿易総額は8000億ドル近くに達し、うち輸出は4030億ドルを見込むなど、主要輸出品目が二桁成長を記録する好調な実績を残しました。

会議でソン副首相兼外相は、同部門の2025年の重点課題について次のように語りました。

(テープ)

「投資を促進し、経済の活性化を図るためには、まず工業生産や商業・物流の発展を支える透明性の高い法制度の確立が不可欠です。そのためには、行政手続きの簡素化を進めるとともに、制度・政策の整備を重要な戦略の一つとして位置づける必要があります。具体的には、改正された電力法の着実な施行を進めるとともに、先の国会で承認されたニントゥアン原子力発電所計画の再開に向けた取り組みを加速させます。さらに、2025年中には重点産業発展法案とエネルギー効率利用法案を国会に提出し、再生可能エネルギー事業の推進に向けた規制緩和も進めていきます」

また、ソン副首相兼外相は機械、電子、半導体、材料といった重点産業や裾野産業の育成に向けた支援策の拡充も検討するよう指示しました。

(VOVWORLD) 


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