ベトナム共産党のトー・ラム書記長は、2月3日の党創立95周年を記念した記事「輝かしいベトナム」を発表し、今後の国家発展の方向性を示しました。
トー・ラム書記長は、過去95年間にわたり、ベトナム共産党が労働者階級と国民の先駆者として、様々な困難を克服しながら国を導いてきた実績を振り返りました。その上で、ベトナムの発展を導くことができる唯一の政治勢力として、党の重要性を強調しました。
党の新たな使命として、2030年までに現代的な工業を備えた高中所得国への成長、2045年までに高所得の社会主義発展国への転換、民主的で公平な社会の実現、世界の強国との対等な関係構築、地域および世界の平和と発展への貢献などの目標を掲げています。
これらの目標達成に向けて、党は、党組織の継続的な改革と強化、党幹部の育成と能力向上、マルクス・レーニン主義とホーチミン思想に基づく理論の発展、政治システムの効率化、デジタル化の推進などの取り組みを進めていく方針を示しました。
記事の結論としてトー・ラム書記長は、現在540万人以上の党員を擁する党の組織力を基盤に、全党、全人民、全軍が一丸となって、これらの目標達成に取り組んでいく決意を表明しました。
(VOVWORLD)