(写真:VGP) |
会談で、双方はキューバ産のワクチン「アブダラ」の技術移転について協議しました。キューバの保健大臣によりますと、アブダラワクチンは3の段階にわたって臨床試験が行われ、新型コロナウィルスの変異株に効果があるとしながらも、まだどの国でも人間での試験は行われていないとしています。
また、Miranda 大臣は「キューバはアブダラワクチンを1年で約1億回分を生産可能であるが、国内では約3000万回分しか使用しないので、このワクチンをベトナムに供給する用意がある」と明らかにするとともに、ベトナムのニーズに応えるために、ベトナムで2つのワクチン生産工場を建設することも検討すると述べました。
これに対し、ロン大臣は感謝の意を表明し、中部ニャチャン市にあるニャチャンワクチン生物学研究所がアブダラワクチンの技術移転の窓口である」と明らかにしました。