2日午後、ラオスの首都ビエンチャンで、ベトナムのトー・ラム党書記長とラオスのトーンルン・シースリット書記長・国家主席が、ベトナム共産党とラオス人民革命党のハイレベル会合を共同主宰しました。
会合で、ファム・ミン・チン首相とラオスのソーンサイ・シーパンドン首相は、商業・投資協力の促進、両国の経済の連結性と補完性の強化、実施過程での課題解決に積極的に取り組むことで一致しました。双方は、二国間貿易額を早期に50億米ドルに引き上げ、将来的に100億米ドルを目指す方針を確認しました。

会合に出席するベトナムとラオスの指導者ら(写真:TTXVN)
また、ハノイ~ビエンチャン高速道路、ベトナム・ラオス工業団地モデル、東西経済回廊における国境経済の推進など、主要インフラ連結プロジェクトに重点的に取り組むことで合意しました。さらに、投資・ビジネス環境の整備やインフラ連結を通じ、両国企業の持続的発展を支える好条件を創出し、両国の経済の相互補完を強化していく方針です。
一方、両国は党・国家機関、祖国戦線、各種団体、人民組織間の協力を拡大させ、社会経済発展における協力と相互支援を強めることで一致し、国境地域の安全と安定を確保し、両国の特別な関係をより確固たるものにしていく決意を固めました。
(VOVWORLD)