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ベトナム・ベルギー 農業や貿易、投資分野での協力を強化

ベルギーのアレクサンダー・デ・クロー首相の招きに応え、ベトナムのファム・ミン・チン首相は12月13日から15日にかけてベルギーを公式訪問しています。13日午後、ブリュッセルでチン首相を歓迎する式典の後、両首相は会談に臨みました。
ベトナム・ベルギー 農業や貿易、投資分野での協力を強化 - ảnh 1会談の様子

会談で、両首相は、ベトナムとEU欧州連合の自由貿易協定を効果的かつ完全に履行し、両国の経済・貿易協力をさらに拡大することで一致しました。また、国防・安全保障、教育訓練、文化、国民交流、観光、グローバルな課題の解決における協力を促進することでも合意しました。また、両国がともに理事国として選出されている2023年~2025年期の国連人権理事会を始め、国際場裏で連携を強化し、互いに支持し合っていくとの見解を共有しました。ベトナム東部海域(南シナ海)問題について、双方は、同海域の平和・安定・安全保障・航行の自由を確保し、法の支配という原則で紛争を平和的に解決することの重要性を強調しました。

ベトナムのチン首相はベルギーに対し、ベトナムEU投資保護協定の早期批准、およびベトナムの水産物に対する欧州委員会のIUU=違法・無報告・無規制漁業のイエローカードの早期解除を働きかけるとともに、ベトナムの循環農業、スマート農業、南部メコンデルタの塩害対策、気候変動対応などを支援し、農業分野における両国の戦略的パートナーシップをさらに推進するよう提案しました。

一方、ベルギーのクロー首相は、気候変動対応に関するベトナムの国際的な公約を実現するために、ベトナムの再生可能エネルギー産業や裾野産業の開発を技術面と資金面の両面で支援する用意があると述べました。

会談後、両首相は、両国の関係部門・地方・企業による協力文書の調印式に立ち会いました。

ソース:VOV


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