席上、ハー副首相は、「ベトナムは常に、カナダとの友好協力関係を重要視しており、カナダが東南アジア地域での貿易投資活動を拡大するための玄関口になる用意がある」と強調しました。また、「両国の協力関係は環境保護や教育訓練、科学技術、気候変動への対応などの分野において良好に発展している」と明らかにした上で、カナダに対し、今後も引き続き、持続可能なグリーン開発や温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向けて、ベトナムと経験を共有するよう提案しました。

一方、ショーン・ペリー・スタイン大使は、「カナダは気候変動対応、エネルギー移行、カーボンニュートラルの実現､カーボンクレジット市場の形成などの目標達成を目指して、ベトナムへの技術的・人的支援を行う」と確認するとともに、「クリーン技術やクリーンエネルギーなどカナダの得意分野においてベトナムとの協力を強化したい意欲がある」と強調しました。

(VOVWORLD)