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ベトナム・エジプトの共同宣言

チャン・ダイ・クアン国家主席夫妻が8月25日から28日にかけてエジプト国賓訪問を行いましたが、最終日の28日、両国は共同宣言を発表しました。

共同宣言によりますと、チャン・ダイ・クアン国家主席はエジプト国賓訪問に当たり、アブドルファッターフ・シーシー大統領と会談を行った他、アリ・アブデルアール・エジプト代議院議長、 及びムスタファ・マドブーリー首相と個別会見しました。

これらの席で、双方は、共に関心を持っている地域と国際問題について意見交換をしました。また、「クアン主席によるエジプト国賓訪問は、ベトナム・エジプト国交樹立55周年を記念する為の重要な節目である」と強調すると共に、「この訪問の結果は、両国間の政治的信頼、貿易・投資・農業・教育養成分野での協力の拡大、文化交流と草の根交流の強化に寄与してゆく」と確信を表明しました。

さらに、両国の指導者は「双方は政府、国会、地方、国民、企業などのチャンネルを通して、各レベルの代表団を頻繁に行うと同時に、引き続き、政府合同委員会や、政治協議などの現行の協力メカニズムを効果的に活用する必要がある」ということで一致しました。また国際共同体に対し、国際法と国連憲章に沿ってあらゆる衝突を平和的措置で解決するよう呼びかけました。

そして、双方は「東南アジアや、中東、及びアフリカなどにおける平和、安定は人類の繁栄した生活作りに寄与する必要な要求である」と認識すると共に「それぞれの地域の進歩と繁栄のために、多くの分野において協力を強化する用意がある」と強調しました。
ソース:VOV

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