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ベトナム・アメリカ バランスの取れた利益に基づく関係を推進

8日午前、ハノイで、「二国間の経済関係の再構築」をテーマとする第5回ベトナム・アメリカビジネス・サミットが行われ、ファム・ミン・チン首相が出席しました。
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このサミットはベトナム商工会議所、在ベトナムアメリカ商工会議所などの共催により対面式とオンラインの両方で行われました。

会議で発言に立ったチン首相は、ドイモイ(刷新)政策開始から35年にわたるベトナムの発展と将来の方向性、ベトナム・アメリカ関係の成果と未来、感染症対策と経済回復、持続可能な開発、経済のグリーン化、気候変動への対応とデジタルトランスフォーメーション(DX)などの主要な課題を取り上げました。

また、チン首相は、今後、社会経済の回復・開発計画を精力的に実施するとともに、経済開放と感染症への対応能力・医療サービスの質の向上、社会保障の確保、労働市場の回復、インフラ整備などに尽力していくと述べ、次のように語りました。

「ベトナムは気候変動により深刻な影響を受けている国の一つです。気候変動への対応を目指し、国際社会の団結と合意を呼びかけます。また、皆様から支援を受けていただきたいと思います。ベトナムの政治体制と世界の発展の動きに見合うような協力メカニズムを作成していきましょう。さらにグリーンファイナンス、グリーンかつクリーン技術へのアクセス、人材育成でベトナムを支援していただくようお願いします。これらの課題への取り組みには、国際協力、皆さんの支援を必要としています」

チン首相はこのように語り、両国の適切な利益に配慮し、困難と試練を乗り越え、「利益のバランスとリスクの共有」という精神で双方の関係の発展を推進していくとの確信を示しました。

ソース:VOV


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