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ベトナムを含むASEAN 韓国との全面的な戦略的パートナシップを強化

既にお伝えしましように、ベトナムのグエン・スアン・フック首相は11月27日から29日にかけて、ASEAN・韓国関係樹立30周年を記念するサミット及び第1回メコン・韓国サミットへの出席と、韓国公式訪問を行いました。

この訪問について、ベトナム外務省のグエン・クォク・ズン次官は記者団のインタビューに対し、2020年のASEAN議長国に努めるベトナムは、これらのサミットに積極的に貢献したと明らかにしました。

ズン次官によりますと、これらのサミットで、フック首相は、今後30年間のASEANと韓国と関係を一段と発展させるために、双方の関係の戦略性の強化、互恵を原則とする経済協力の拡大、全面的な結合の強化、海洋経済と海洋環境での協力の拡大という4つの分野を優先分野にすることを提案しました。また、フック首相は、ベトナムは他のASEAN加盟国と協力して、韓国との全面的な戦略的パートナシップをさらに強化する決意であると強調しました。サミットで、韓国と他のASEAN加盟各国は、ベトナムが2020年のASEAN議長国としての役割を果たすであろうとの確信を表明したとしています。

また、フック首相の韓国公式訪問について、ズン外務次官は、この訪問は両国の戦略的パートナシップを新しい発展段階に切り開く基盤を作り出すであろうと述べ、両国の首脳は、両国の貿易総額を1000億ドルにするという目標を早期に実現させる決意を共有したと明らかにしました。また、訪問を機に、双方は、投資総額195億ドル相当の協力覚書や合意書、投資許可証合計で30件以上を締結しました。
ソース:VOV

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