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ベトナムへの送金額が増加

(VOVWORLD) -  先ごろ、国家銀行が発表した筋によりますと、2021年、国外在住ベトナム人から母国に送った外資総額は120億ドルを超え、2020年と比べ、10%増となりました。

新型コロナ禍で多くの国の経済は困難な状況に陥りましたが、ベトナムは送金額で上位国の一つとなっています。

専門家によりますと、海外からの送金額は国内の外貨準備高の増加や米ドルとベトナムドンとの為替レートの安定化に寄与してきました。経済専門家のカン・バン・ルック氏は世界経済が前向きに回復している背景の中で海外に住んでいるベトナム人は安定的な収入を手に取り戻しているとの見解を示しました。また、国内で複数の魅力的な投資チャンネルがあることから、国外在住ベトナム人は家族に送金する一方、これらの投資チャンネルを通じて、利益を設けることが狙いです。

国家銀行の代表は海外からの送金はほとんど信用機関を通じて実施されたものです。

なお、送金額の増加は関連サービスの多様化や手ごろな送金手数料によるところがあるとしています。

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