ベトナムはマレーシアにとって、地域における最も重要なパートナーの1つです。
これは、マレーシアのアンワル・イブラヒム首相がベトナムを公式訪問しハノイで開催された第2回「ASEAN未来フォーラム2025」に出席したにあたり、26日午前、ファム・ミン・チン首相と会見した際に出した見解です。
会見で、両首相は、この間、両国が二国間関係において収めてきた成果を高く評価しました。今後の協力方向性について、両氏は、あらゆるチャンネルで高級会合や各レベル代表団の交換と接触を強化することで一致しました。その中には、2025年にベトナム・マレーシア経済・科学技術に関わる両国政府合同委員会第8回会議を開催することや、2025年から2028年までの包括的な戦略的パートナーシップの実施のための行動計画を早期に承認すること、ハラール分野での協力に関する覚書の締結を推進すること、デジタル経済やグリーン経済、公平なエネルギー転換、科学技術、イノベーションなどの分野で協力を拡大することなどが含まれています。
また、地域と多国間協力については、団結した包括的かつ自立したASEANの構築や域内協力の強化、地域内の戦略的問題解決における中核的役割の発揮を目指し、両国を含むASEAN諸国が緊密に連携していくことで一致しました。
(VOVWORLD)