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ベトナムの美しい文化、かまどの神様

かまどの神様は、台所の神様と家の守り神を兼ねた神様です。毎年旧暦の12月23日に天に昇り、その家で一年間にあった良いこと悪いこと全てを天の神である玉皇上帝に報告し、大晦日の30日に戻ってくると伝えられています。
この日、各家々はかまどの神様を礼拝する儀式を行ないます。お供物としては紙でできた冠と靴が三つずつ入ったセット、3匹の生きた鯉、料理を祭壇に捧げます。儀式が終わると、紙の冠と靴の三点セットと、生きた魚を湖や川に放します。かまど神は魚(鯉)に乗って天に昇ると考えられているからです。
ハノイ市民の一人は次のように語りました。

「かまどの神を拝んだ際、家族の健康と幸福を祈るばかりです。」
ソース:VOV

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