食・料理

ベトナムの南部のテト(正月)のお餅

正月の時、ベトナムでは、北部の人々はバインチュンを、南部の人々はお餅を作り神棚に供え祖先を礼拝する。テトのお餅はシンプルで丸くて大きく家族の繁栄を望む。
この正月用の餅はバインドンとも呼ばれる。使用される材料は、バナナの葉、もち米、大豆、豚肉である。

包む為のバナナの葉はお湯にくぐらせるか日に晒す。もち米は少々の塩をを混ぜた水に数時間漬けておく。豚肉は指の大きさに切る。大豆の皮をむく。


バナナの葉を準備する段階


パイナップルの葉の絞り汁を布で濾す


もち米はパイナップルの葉の絞り汁と一緒にゆでる。


葉で包む段階


重さを計る


餅を作っている


完成した餅


餅をゆでる段階


ざるに取り水を切る


南部の正月の餅
餅は大きな鍋で6時間~8時間茹で、茹でた後、餅は冷まされる。

現在、テトの餅は、テトの時だけでなく、何時でも食べられる食べ物である。各省でこのお餅は色々な名前で呼ばれる。


文:ソン・ギア
撮影:カー・ファイ


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