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ベトナムの人工衛星、10月早々打ち上げの見通し

(VOVWORLD) - ベトナム製キューブサット「ナノドラゴン」は、「2030年までの宇宙科学技術開発応用戦略」を実現する為に、ベトナム国家宇宙センターの小型衛星開発プロセスの一環となっています。 

9月27日に行われた2016∼2020年期の宇宙技術プログラムを総括する会議で、このプログラムの主任を務めるベトナム科学技術アカデミーのゾアン・ミン・チュン準教授・博士は、「これまで、38件の宇宙技術研究テーマが行われ、その中の26件が実際に適用されてきた」と明らかにしました。

適用された分野は、経済、社会、天然資源観測・管理、環境、海洋、島しょ、自然災害予防対策、国防・安全保障などとしています。
一方、これに先立ち、ベトナム科学技術研究所傘下のベトナム国家宇宙センターは、「日本の国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2021年10月1日にベトナム製キューブサット「ナノドラゴン(NanoDragon)」を打ち上げる」と発表しました。

鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で実施されるロケット「イプシロン」の5号機の打ち上げは、ベトナム製キューブサット「ナノドラゴン」を含む9つの衛星を搭載する計画です。

ベトナム製キューブサット「ナノドラゴン」は、「2030年までの宇宙科学技術開発応用戦略」を実現する為に、ベトナム国家宇宙センターの小型衛星開発プロセスの一環となっています。  

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