グーグルとシンガポール政府の投資会社「テマセク」、それにアメリカのコンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーは25日、東南アジアのデジタル経済に関する年次報告書を発表しました。
それによりますと、ベトナムのデジタル経済の規模は今年末までに390億ドルに達する見通しです。
デジタル経済の主要な分野はいずれも2桁の成長を記録していて、中でも電子商取引が最も大きく、デジタル経済全体の3分の2を占めています。今年末には前の年より17%増えて250億ドルに達すると予測されています。
報告書はまた、ベトナムがAI=人工知能の活用で東南アジア地域をリードしていることも明らかにしました。
利用者の81%が日常的にAIのツールや機能を使い、83%がAIに関する学習やスキルアップに取り組んでいるということです。
さらに、96%の人がAIとデータを共有することに前向きで、AI技術への信頼度と準備度の高さを示しています。
(VOVWORLD)