(VOVWORLD) - 先ごろ、シンガポールの金融大手UOB＝ユナイテッド・オーバーシーズ銀行はベトナムの今年通年のGDP＝国内総生産の成長率を6.5%から7%に上方修正しました。
この修正には新型コロナによるいかなる寸断もないことや今年下半期のGDPの成長率はおよそ7.6%から7.8%に達するという想定が付与されています。
また、第２四半期におけるベトナムのGDPの成長率は7.7%に達すると予測されました。これは他の研究所の予測値をはるかに上回っています。
同銀行によりますと、年初からの5カ月間に、ベトナムの製造業の伸び率は9.24%に達し、PMI＝購買担当者景気指数は8カ月連続で増加しています。さらに、国内の新型コロナウイルス感染症対策の緩和や国際観光の再開はサービス業に追い風になりました。ただ、エネルギーの価格高騰により、インフレ率が上昇する恐れがあるとしています。