この問題は、アメリカが課していたアンチダンピング税をめぐり、2018年1月にベトナムがWTO世界貿易機関に提訴したことから始まりました。2020年には、WTO紛争処理小委員会による判断が出される直前にアメリカから二国間協議の提案があり、両国間で交渉が続けられてきました。

そして今年1月17日、ワシントンで開かれた会合で、ベトナム商工省と（USTR）アメリカ通商代表部の間で和解が成立しました。ベトナム産のこれらのナマズフィレに対するアンチダンピング税について、新たな二国間合意が結ばれました。

ベトナム政府は「今回の合意は両国による粘り強い交渉の成果」と評価しています。特に（DOC）アメリカ商務省と通商代表部が示した建設的な対応を歓迎する姿勢を示しています。(VOVWORLD)