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ベトナムと米国 40億ドル超のエネルギー協力協定に調印

 USTR=アメリカ通商代表部、エネルギー省および関連機関との協議のため、アメリカを訪問中の首相特使を務めるグエン・ホン・ジエン商工相は13日午後、ワシントンで、ベトナム企業とアメリカ企業間の協力協定および調達契約の調印・発表式に出席しました。

アメリカ側からは、デビッド・ゲイナー国務省事務所長、アメリカエネルギー省アジア問題担当のケン・ビセント氏が出席しました。

式典で、ジエン大臣は、経済・貿易・投資が二国間関係全体を推進する主要な原動力であると強調しました。アメリカはベトナムにとって2番目に大きな貿易パートナーであり、最も重要な輸出市場の一つとなっています。また、機械、設備、科学技術、エネルギー製品の供給者としての役割も徐々に高まっています。

投資面で、アメリカは引き続きベトナムの主要投資パートナーの一つであり、ほとんどのアメリカ大手企業がベトナムに進出し効果的に事業を展開している一方で、ますます多くのベトナム企業がアメリカ市場への投資に参加しています。現時点で、100社以上のベトナム企業がセレクトUSA 2025イベントに登録し、アメリカでの投資・ビジネス機会を模索しています。

ジエン大臣は、特に科学技術・イノベーションプロジェクトにおいて、両国企業の協力拡大と効果的な事業投資を支援するための条件整備をアメリカが継続することへの期待を表明しました。ジエン大臣の立ち会いのもと、総額41億5千万ドルの複数の協力協定が調印されました。

同日午後、ワシントンにあるアメリカエネルギー省(DOE)本部で、ジエン商工相は、アメリカのクリス・ライトエネルギー長官と会見しました。

ウェブ掲載ボックス: ベトナム石油ガス公社(PVGas)がコノコフィリップスグループと協力覚書を、エクセラレートグループと液化天然ガス(LNG)の長期売買契約に関する覚書を締結。ビンソン石油化学株式会社(BSR)がケロッグ・ブラウン・アンド・ルート(KBR)グループと持続可能な航空燃料(SAF)のフィージビリティ調査コンサルティング契約を締結。ベトナム石油電力公社(PVPower)とGEバーノバが、PVPowerが開発するガス発電所向けGE機器・サービス調達に関する協力覚書(MOU)を締結。ベトナム石油グループ(ペトロリメックス)が米国の主要エタノール供給協会3団体(米国穀物協会(USGC)、再生可能燃料協会(RFA)、グロースエナジー(GROWTH))とエタノール供給に関する覚書を締結し、ペトロリメックスと米国エタノール産業間の協力関係確立と二国間貿易拡大を図る。ベトナム石油グループ(ペトロリメックス)がマーキスエナジーとバイオ燃料の取引および輸入促進に関する覚書を締結。

  (VOVWORLD) 

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