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ベトナムと日本、農林水産分野における持続可能な協力促進へ弾み

4日午前、東京で、ベトナム農業環境省のチャン・ドゥク・タン代理大臣および日本の小泉 進次郎(こいずみ しんじろう)農林水産大臣の共催により会議が行われました。

会議で、両大臣は農業や林業、水産分野における協力内容および今後の方向性について意見交換を行いました。これに関し、タン代理大臣は次のように語りました。

(テープ) 
「ベトナムと日本の農業協力は、多くの実質的な成果を収めてきました。日本は資金や技術だけでなく、官民連携モデルにおける効果的なマネジメントの経験においてベトナムを支援しています。中長期的なビジョンの枠組みに基づくプログラムは、ベトナム国内のバリューチェーンの基盤を築き、ベトナムが高品質な農産物を持つ国として、輸出市場を拡大し、さらにグリーンで持続可能な発展を遂げる国へと段階的に成長することに貢献しています」
一方、小泉大臣は、ベトナム・日本間の農業協力の成果を高く評価するとともに、今後も両国間の協力をさらに促進していきたいとの意向を示しました。
会議で、両大臣は「日越農業協力中長期ビジョン第3フェーズ」を承認・署名しました。これにより、両側は「日・ASEANグリーン協力プラン」に基づいた新たな協力策を推進するとともに、輸出支援プラットフォームの機能を強化・向上させ、今後の農業・林業・水産業分野における持続可能な二国間協力の推進に弾みをつけることになります。

(VOVWORLD)


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