式典には、ベトナム農業環境省のチャン・ドゥク・タン副大臣と日本国土交通省の仲野洋昌大臣が出席しました。
仲野大臣は、署名式でのスピーチで、今回の覚書更新は、災害や気候変動から人々の命と生活を守るための両国間の協力の成果をさらに発展させ、協力の機会を拡大する重要な一歩であると強調しました。
2013年の最初の覚書以来、両国は多くの実質的な協力活動を展開してきました。特に、Xバンドレーダー技術を活用したフエ省フオン川流域の洪水予測・制御システムの構築・運用は、降雨予測の精度と洪水管理の効率を向上させました。また、日本はナムパム川流域での土石流対策に関する砂防ダム技術の研究と試験を支援し、ソンラ省で試験的な構造物が建設されました。