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ベトナムとラオス、新たな内含の補足・二国間関係の更なる深化で一致

ベトナムとラオスは、新たな内含を補足し、二国間関係をより深化させることで一致しました。

これは、12月1日午前、ラオスの首都ビエンチャンで行われた、ベトナムのトー・ラム書記長とラオスのトンルン・シースリット書記長兼国家主席との会談の結果でした。両首脳の会談は公式歓迎式典後に行われました。

会談で、双方は二国間関係をさらに深化させるため、「偉大なる友好、特別な団結、包括的な協力、戦略的結びつき」 新たな内含を補足することで一致しました。
これは、両民族の持続可能で自立的かつ共栄を目指す長期的な方向性、戦略的利益、そして共通のビジョンを確認するものです。
また、両側は、防衛・安全保障分野での協力を引き続き強化し、安全保障上の問題への対応において緊密に連携し、相互に支援していくことで一致しました。また、安全保障・国防と経済社会発展を両立することでも合意しました。
さらに双方は、経済やインフラ、銀行・金融、観光分野での協力を強力に推進し、近い将来に貿易額を50億米ドルに引き上げ、将来的には100億米ドルを目指すための効果的な措置を講じていくことで一致しました。これには、交通インフラ、エネルギー、物流の連結強化も含まれています。
両国は、自主的で独立した経済構築を相互に支援するための各協定の実施を推進し、マクロ経済管理や制度改革に関する知見交換を強化していくことで一致しました。
双方は、国際情勢に関する情報共有を効果的に維持し、ASEANおよびその他の多国間の場において相互に関心を寄せ、支持し合うことで一致しました。また、国際法に基づき、双方の正当な利益を擁護していくことでも合意しました。その中には、地域および世界の平和・安定・協力に影響を与えているベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)問題も含まれています。
会談終了後、両指導者は、防衛や安全保障、医療、司法、教育・訓練、財政・銀行などの主要分野において、両国の各省庁、地方、関連機関間で締結された 12 件の協力文書の署名式に立ち会いました。

(VOVWORLD)


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