20日と21日の両日に行われるマレーシアのアンワル・ビン・イブラヒム首相のベトナム訪問はASEAN歴訪の幕開けとなります。

この訪問は2015年に樹立された戦略的パートナーシップの強化・発展への両国の期待感を示すものです。これは、在ベトナムマレーシア大使館のダト・タン・ヤン・タイ大使は19日にVOV=ベトナムの声放送局の取材に応えた際に強調したものです。ダト大使は「マレーシアはベトナムとの緊密で実質的な関係を重視し、今後も、関係強化に取り組んでいく」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「双方は持続可能な貿易協力の促進に集中するとともに、農業製品の開発や水産物の養殖、ハラル製品、電子部品の生産などの分野における緊密な協力を促進する必要があります。また、草の根外交や文化、教育、スポーツ、観光分野での協力をも強化しなければなりません。両国の緊密な協力は両国国民、およびASEANに利益をもたらすでしょう」
(VOVWORLD)