5月13日午後、ハノイ市内の政府本部で、ファム・ミン・チン首相は、在ベトナムフランス大使館のオリヴィエ・ブロシェ大使と面会しました。
席上、チン首相は、ベトナムが常にフランスとの包括的な戦略的パートナーシップの推進を重視するとともに、両国間の戦略的信頼を強化し、多面的な協力を深化させる用意があると確認しました。また、チン首相は、双方が、今後のハイレベル訪問の推進と周到な準備を行い、経済、貿易、投資、安全保障・国防、サイバーセキュリティ、交通インフラ、都市鉄道、鉱物開拓、文化、遺産、建築、教育・訓練などの分野における協力を促進するとともに、人工知能、航空宇宙、グリーントランスフォーメーション、原子力エネルギー、人材育成といった新興分野において協力を拡大していくよう求めました。
これに対し、オリヴィエ・ブロシェ大使は、ベトナムがアジア太平洋地域におけるフランスの重要な優先的パートナーの一つであると確認するとともに、ベトナム、および東南アジア諸国連合との関係を一層強化したい意向を表明しました。同大使はまた、首相の提案に同意した上で、ベトナム・フランス包括的な戦略的パートナーシップを深化させるために緊密な連携の継続を要請するとともに、安全保障・国防、交通インフラ、都市鉄道、鉱物開拓などの分野における具体的な協力プロジェクトを提案しました。
(VOVWORLD)