14日、ハノイで、ベトナムとフランスの各地方間の第12回協力会議が開催されました。このイベントは、ベトナム・フランス外交関係樹立50周年、およびベトナム・フランス戦略的パートナーシップ樹立10周年を記念する活動の一つとなっています。

「地方間の協力：新型コロナウイルス感染症抑制後の回復と包括的かつ持続可能な開発を推進するモチベーション」をテーマとしたこの会議は、新型コロナウイルス感染症抑制後、ベトナムとフランスの各地方の協力を推進するとともに、グローバルな試練への対応に力を合わせるという目標を目指しています。

会議で発言に立ったベトナムのチャン・リュウ・クアン副首相は次のように語っています。

（テープ）

「欧州連合におけるフランスは、ベトナムにとって上位のパートナーであり、ベトナムの外交政策の中で特別な相手国として存在しています。各地方の協力は、両国の地方、国民の交流を推進するための重要なチャンネルの一つとなっています」

一方、フランス上院社会問題委員会委員長でありフランス・ベトナム友好議員グループ議長でもあるカトリーヌ・デローシュ氏は次のように語っています。

（テープ）

「フランス・ベトナム友好議員グループは、友好と博愛主義のメッセージを伝えたいです。両国の共通の歴史を見るとき、人間的な側面を無視していけません。我々は、過去に悲しい歴史を経験しましたが、現在は、共通の未来に向かっています。私たちは、環境保全、デジタル革命、文化と言語の多様化など、時代の新しい課題を解決するという同じ野心を持って、今回の会議に出席しました」

なお、会議では、医療と経済危機の対応、回復、および双方の協力関係の強化措置などが討議されました。

(VOVWORLD)