トー・ラム書記長は、信頼と相互理解の精神のもと、両国が非常に有意義な会談を行い、これまでの協力関係を総括し、伝統的な協力分野をさらに拡大・深化させる方向性を確認しました。
ベトナムとブルガリアは、両国関係を戦略的パートナーシップへと格上げしました。これは、現地時間23日午前、ブルガリアの首都ソフィアで行われた首脳会談後の共同記者会見で、ベトナムのトー・ラム党書記長とブルガリアのルメン・ラデフ大統領が発表したものです。今回の会談は、トー・ラム書記長夫妻とベトナム高級代表団のブルガリア公式訪問に合わせて実施されました。
記者会見でトー・ラム書記長は、信頼と相互理解の精神のもと、両国が非常に有意義な会談を行い、これまでの協力関係を総括し、伝統的な協力分野をさらに拡大・深化させる方向性を確認したほか、両国が潜在力と需要を有する新たな協力分野を特定したと述べました。また、両国は共通の関心を持つ地域・国際問題についても率直かつ深い意見交換を行いました。
トー・ラム書記長は次のようの語りました。
(テープ)
「外交関係樹立から75年を迎えた今、両国関係の顕著な成果と良好な発展を基礎に、明るい未来への確信をもって、ベトナム・ブルガリア戦略的パートナーシップの樹立に関する共同声明を採択しました。これは両国関係を新たな高みに引き上げる重要な節目であり、両国国民の利益、そして地域と世界の平和・安定・発展に寄与するものです。この協力枠組みは、ベトナムとブルガリアの関係をより強固かつ実質的なものとし、互いの強みを最大限に活かして、両国が新たな時代において持続的に発展していくための確かな基盤となります」
(VOVWORLD)