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ベトナムとドイツ 協力関係を全面的に強化

ベトナムのファム・ミン・チン首相の招きに応え、ドイツのオラフ・ショルツ首相が13日と14日の両日ベトナムを公式訪問しています。13日午後、歓迎式典の後、両首相は首脳会談を行いました。
ベトナムとドイツ 協力関係を全面的に強化 - ảnh 1会談の様子

会談で、両首相は両国の協力関係を全面的に強化するための方向性について合意し、その中で、全てのレベルにおける訪問団の往来や、既存の協力体制の効果的な展開、ベトナムとEU欧州連合との自由貿易協定のメリットの活用などを促進することで一致しました。また、双方は、科学技術や国防・安全保障、医療、教育、職業訓練、労働などの分野における協力を拡大するとともに、食料安全保障や気候変動などグローバルな課題の解決においても連携を強化することで一致しました。

そして、両首相は、国際場裏で緊密に連携し、その中で、ASEAN東南アジア諸国連合とEUとの協力を促進していくと明らかにしました。ベトナム東部海域(南シナ海)問題について、同海域の平和・安定・安全保障・航行の自由を確保し、1982年国連海洋法条約をはじめとする国際法に従って紛争を平和的に解決することの重要性を強調しました。

首脳会談後の13日夜、両首相は、ベトナム・ドイツ企業による円卓会議を共同主宰しました。会議で両国の企業は要望や提案を示し、ビジネスチャンスを模索しました。その後、チン首相の主宰の下で、ドイツのショルツ首相と一行へのレセプションが行われました。


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