13日、政府本部で、チャン・ホン・ハー副首相は、在ベトナムデンマーク大使館のメッテ・エケロス臨時代理大使、およびデンマークの風力発電設備メーカー「ヴェスタス・グループ」のアンダース・ルネヴァド会長と会見しました。
席上、ハー副首相は、再生エネルギー分野においてデンマークはベトナムにとって技術と金融に強みを持つ経験豊なパートナーであると評価し、デンマークに対し、ベトナムが2021年~2030年期の電力開発指針「第8次国家電力開発基本計画(PDP8)」を完成させるために、専門家や技術、ソリューションを支援するよう提案しました。また、ベトナムは温室効果ガス排出量の削減、グリーン移行、公正なエネルギー移行パートナーシップの実施、グリーン経済分野での協力の促進、および電力・エネルギー・循環経済・ガーボンクレジット市場に関する法制度の整備においてもデンマークの支援を受けたいとの希望を表明しました。
一方、デンマークのエケロス臨時代理大使は、昨年末に両国間にグリーン戦略的パートナーシップが設立されたことを受け、デンマークはベトナムの「第8次国家電力開発基本計画(PDP8)と「JETP=公正なエネルギー移行パートナーシップ」の早期展開のために、専門家や技術の面でベトナムを支援する用意があると強調しました。
他方、「ヴェスタス・グループ」のルネヴァド会長は、ベトナムの「第8次国家電力開発基本計画」が再生エネルギー開発を優先課題とすることを歓迎し、ベトナムでは同グループは子会社を設立し、約1400MWの風力タービンを設置したと明らかにしました。また、ベトナムが地域の再生可能エネルギー産業の中心地となるように貢献したいとの考えを示しました。
(VOVWORLD)