18日、イタリア・ロンバルディア州の州都ミラノで、ベトナムの財務省は「2025年投資コネクションフォーラム」を開催しました。
フォーラムで発言に立ったグエン・ヴァン・タン財務大臣は、世界経済が多くの変動を経過している中、ベトナム経済は引き続き積極的に回復しており、アジア地域で魅力的な投資先になっていると明らかにしました。
現在、イタリアの投資家はベトナムで162件のプロジェクトを実施しており、その登録資本金は6億2400万ドルを超えることにより、ベトナムに投資している151カ国・地域の中で32位となっています。一方、ベトナムはイタリアで約70万ドル相当の11件の投資プロジェクトを実施しています。
タン大臣は、ベトナムとイタリアの間の経済・貿易・投資協力の潜在力は、今後も大きく発展する余地があると確認しました。
これに対し、ロンバルディア州のラファエレ・カッターネオ国際・欧州関係政務次官は、イタリア企業にとってのベトナムへの投資の機会などを紹介すると共に、ミラノへの直行便が就航したことで、ベトナムとイタリア間の貿易がより便利になったと強調し、効果的な交流と投資を強化するために、ベトナムの一部の地方との協力を望んでいると表明しました。
(VOVWORLD)