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ベトナムで英雄烈士の遺影贈呈式 - 8月革命と建国80周年を前に

8月革命と9月2日の建国記念日80周年を前に、7日、ハノイで英雄烈士の遺影贈呈式が行われました。

この式典は「兵士の心」という組織が主催したもので、ベトナム女性博物館など複数の団体と連携して開催されました。式典では、同組織の若手画家グループが色彩を復元した英雄烈士の遺影が贈呈されました。

主催団体「兵士の心」の創設者で会長を務めるダン・ヴオン・フン氏は、大佐で作家でもあります。同氏は式典で次のように述べました。

(テープ)

「今回、人民公安部隊初の4名の女性英雄烈士の遺影を選びました。グエン・ティ・ロイ、ブイ・ティ・クック、カオ・キー・ヴァン、ヴォー・ティ・サウの各英雄です。これらの写真は当組織の若手画家が色彩復元したものです」

また式典では、革命古参ズオン・クアン・チ氏の息子による

歴史手記『愛すべき古い家』も紹介されました。

この本は、ハノイにある歴史的建物の物語を綴ったものです。その建物は1945年の8月革命前、革命勢力の新聞の印刷拠点でした。同時に、ハノイの知識人家庭が革命幹部を匿い、抗戦に貢献した感動的な物語も描かれています。

さらに式典では、元防空砲兵で現在は教師を務めるグエン・トゥイ氏から、1960年代に戦場で書かれた貴重な日記2冊も寄贈されました。この日記は『砲台での走り書き』というタイトルで、今年11月のベトナム教師の日に合わせて出版される予定です。

(VOVWORLD) 


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