セミナーでの報告によりますと、ドイモイ刷新事業が開始されてから３６年経ちましたが、ベトナムの実業家は量的にも質的にも一段と発展しており、国の建設防衛事業に大きく貢献しています。新しい時代におけるベトナムのビジネス文化を構築するためには、道徳に対し実業家を始め、社会全体の認識を高め、実業家の道徳基準を作って実業家にその基準の順守を奨励することが非常に重要であるとしています。ホーチミン国家政治学院のグエン・スアン・タン院長は次のように語りました。

（テープ）

「良好な文化的価値と道徳的価値が経済活動に浸透すれば、企業の目標は利潤を追求するというより、国の繁栄のために貢献するという責任と使命になるでしょう。かつて、企業の貢献は、国の民族解放事業への物質的な貢献度で示されてきましたが、現在は、『豊かな民、強固な国、公平で民主的な文明社会」という終始一貫した目標の実現へ向けて、自分自身はもちろん、国とコミュニティも豊かになるように全力を尽くすという実業家の決意で示されています」