ユネスコ総会は、194の加盟国で構成される最高意思決定機関で、ユネスコの基本方針や協力プログラム、中期予算のほか、執行機関などの選出を決定する役割を担っています。
今回、ベトナムが副議長に選ばれたことで、教育、文化、自然科学、社会科学、情報・通信などの分野で、ユネスコの政策立案や協調、各種イニシアチブの実施に、より実質的な貢献を行うことが期待されています。
ベトナムは前回、第42回総会でも副議長を務めており、2期連続での選出となります。これは、国際社会がベトナムの多国間の枠組みにおける地位や発言力を高く評価していることを示すものであり、ユネスコにおけるベトナムの主体的かつ責任ある役割、そして運営能力に対する国際的な信頼の表れといえます。

(VOVWORLD)