27日、アメリカ・ニューヨークの国連本部で、第35回国連海洋法条約締約国会議(SPLOS 35)が引き続き開催され、一般討論会が行われました。
国連常駐ベトナム政府代表部のド・フン・ビエット大使が同討論会に出席し、演説を行いました。
ビエット大使は演説で、「ベトナム代表団は条約の実施に関する見解を十分に示した」と強調しました。その中には、平和的手段による国際紛争の解決、ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)中部における200海里を超える大陸棚の境界画定に関するベトナムの文書提出、そして地域・世界の海洋保全と国際協力を促進するための取り組みが含まれています。
さらに、ベトナムは海洋の保護と開発を進める必要性を強調しました。これは、実施プロセスが確固たる科学技術の基盤に基づかなければならず、すべての国が海洋資源を最大限かつ効果的に活用できるよう、技術へのアクセスと能力向上が求められることを意味していると述べました。
(VOVWORLD)