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ベトナム、気候変動対策における公約を履行

22日、インドネシアのバリ島で開催中のIPU=第144回列国議会同盟会議に参加中のベトナム国会代表団の団長を務めている国会対外委員会のブーハイ委員長は、全体会議でスピーチを行いました。
ベトナム、気候変動対策における公約を履行 - ảnh 1スピーチを行うブーハイ委員長(写真:TTXVN)

スピーチで、ハイ委員長は、ベトナムは2050年に温室効果ガスの排出を実質ゼロにするという目標に向けた国会の活動を強化するための提案を述べました。

ハイ委員長は、各国の議会は気候変動に関するパリ協定に基づき、各国の政府が気候変動対策をさらに効果的に実施するため働きかけるよう提案しました。

また、各国の議会は、気候変動対策に関する議会の能力向上、経験の共有、財政面と技術面での支援のため、公平、かつそれぞれの国の能力と条件を基礎に、協力を強化する必要があると述べ、気候変動対策に関する自らの公約を履行するため、法律策定、予算配分の監視を強化する必要があるとしています。

そして、国会対外委員会のハイ委員長は「ベトナムは、経済発展と気候変動対策、環境保護を両立し発展させる決意を固めている。また、ベトナムは、気候変動対策に関する公約を履行するため、化石燃料への依存度を引き下げ、持続可能なエネルギーの割合の向上に引き続き取り組むとともに、グリーン経済や循環経済への移行ロードマップを作成すると明らかにしました。

また、ハイ委員長は「ベトナムは気候変動対策において、国民が中心的役割を担いながら、その対策の主体であり、目標でもあるとしている。ベトナムはこの件に関して、国際社会が支援してくれることを望んでいる」と明らかにしました。

ソース:VOV


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