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ベトナム、核不拡散分野で国連との協力強化を推進

8月7日、オーストリアのウィーンで、国連と在ウィーン国際機関のベトナム政府代表部のヴ・レ・タイ・ホアン大使は、国連軍縮部ウィーン事務所のレベッカ・ジョビン所長と会合しました。

ホアン大使は席上、多国間主義の推進、コンセンサスの構築、そしてNPT=核兵器不拡散条約の三本柱である核兵器の不拡散、核軍縮、原子力の平和的利用へのバランスの取れたアプローチを確保するというベトナムのコミットメントを強調しました。また、2026年4月から5月にニューヨークで開催予定の第11回NPT運用検討会議(NPT RevCon 11)に向けた準備プロセスにおいて、国連軍縮部ウィーン事務所との具体的な協力計画を提案しました。具体的には、国連軍縮部ウィーン事務所とニューヨーク、ウィーン、ジュネーブに常駐するベトナム代表部との定期的な情報交換ルートの確立、ベトナムが議長を務めるにあたっての技術的・後方支援の提供、NPT条約の履行に関するセミナーや座談会の共同開催などが挙げられました。

一方、レベッカ所長は、国連常駐ベトナム政府代表部のド・フン・ヴィエット大使が第11回NPT運用検討会議の議長として素晴らしいリーダーシップを発揮し、会議を成功に導くと確信していると述べました。また、国連軍縮部ウィーン事務所が地域協議を開催するためにベトナムと緊密に連携し、ヴィエット大使の活動を最大限に支援することを約束しました。

(VOVWORLD)


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