これに先立つ25日午後、東京でミン副首相は、神奈川県の黒岩 祐治（くろいわ ゆうじ）知事、群馬県の山本 一太（やまもと いちた）知事と会合を行ないました。これらの席で、ミン副首相は新型コロナが蔓延する中でもベトナムとの文化交流活動を継続してきた両県の取り組みを高く評価するとともに、「これらの活動は両国民の相互理解の更なる強化に寄与する」と強調しました。また、ミン副首相は、神奈川県と群馬県に対し、ベトナムへの投資を検討している日系企業を優遇するよう求めました。

一方、神奈川県と群馬県の知事は、「ベトナムとの経済、文化の交流活動を強化することに尽力している」と強調し、「年内に『神奈川inベトナムフェスティバル』を開催する計画のほか、ベトナム人実習生をさらに多く受け入れたい」との意向を表明しました。

なお、同日、ミン副首相は在日本ベトナム大使館の幹部、駐日ベトナム知識人協会の代表者らと懇談しました。