(VOVWORLD) - フンセン首相はカンボジアを支援してきたベトナム人女性に感謝の意を表明しました。
首相の活動を担当するVOVのレポーターによりますと、12日午後、カンボジアで、「持続的かつ包摂的な将来づくりとASEAN内の女性の潜在力の活用」をテーマにしたASEAN=東南アジア諸国連合の第2回女性指導者会合が行われました。
ファム・ミン・チン首相はカンボジアのフンセン首相の招きに応じて、オンライン方式で出席し、演説を行いました。この会議は、ジェンダー平等と女性へのエンパワーメントを討議するASEANの最も重要なフォーラムとなり、女性の潜在力を発揮・活用することや、女性をASEAN諸国の開発事業の中心に置くことなどを目指しています。
フンセン首相とチン首相を含めASEAN諸国の指導者らはベトナムの提唱により2020年に開催し始めたこの会議の意義を高く評価しました。特に、フンセン首相はカンボジアを支援してきたベトナム人女性に感謝の意を表明しました。
席上、チン首相はジェンダー平等と女性へのエンパワーメントのためにASEAN諸国との協力を促進していくことに関するベトナムの公約を再確認し、次のように語りました。
（テープ）
「我々は女性実業家らが国の発展プロセスに貢献するように有利な条件を作り出す必要があります。また、女性のスタートアップ・インベンション・イノベーションを支援するため、体制づくりや、法的枠組の制定に力を入れなければなりません。さらに、経営投資環境の改善も重要な課題です。」
このように語ったチン首相によりますと、ジェンダー平等と女性へのエンパワーメントに関わる共同体の認識向上のための教育・宣伝・啓もう活動を促進していく必要があるとしています。